2本目のアプリが10月5日にAppStoreで公開されて、25日で3週間経ちました。おかげさまで、毎日コンスタントに買って頂けている状況です。今回、AppStoreでiPhone(iPod touch)向けアプリを実際に販売してみたことで、分かったことや感じたことがいろいろあります。まだ3週間目ではありますが、そのへんを書いてみたいと思います。
結論を先に言うと、どうやら、日本の中だけを考えている時代はすでに終わっていたようです。
まず、2本目のアプリが、10月5日から10月25日までの3週間で販売された本数の国別割合を示すグラフを紹介します。
また、週別の割合は、次のようになります。
このグラフの通り、販売本数が多い順に、アメリカ(US)が約80%、イギリス(GB)が約7%、日本(JP)が約6%、その他、カナダ(CA)、オーストラリア(AU)、ノルウェー(NO)、ドイツ(DE)、デンマーク(DK)などと続きます。販売本数は、1週目→2週目→3週目と伸びています。もしかすると、アメリカかどこかのページで紹介されているのかもしれませんが、伸びている理由はよく分かりません。
AppStoreへは、英語+日本語ローカライズの形式でアプリを登録しています。
アプリ自体も、英語と日本語の両対応です。
特別な宣伝はしていません。ブログに日本語の紹介ページを1ページ書いただけです。
最初、AppStoreに登録する際は、基本的に日本のことしか頭にありませんでした。
英語+日本語ローカライズの形式にしたのも、大して深い理由があったわけではありません。
AppStoreの英語の紹介文は、日本語を翻訳ソフトで自動翻訳した物です。
海外でも売れたら嬉しいな、程度の感じでした。
そんなわけで、この結果には、個人的にかなりびっくりしています。
今まで、原稿を執筆するのも、何かを公開するのも、基本的に日本という範囲に限った話でした。
もちろん、日本経済は輸出主導型らしいので、日本全体として海外展開は珍しくも何ともないのでしょうが、個人的なレベルでは、そもそもどうすれば海外を視野に入れた活動ができるのかもよく分からなかったわけです。
インターネットを使えば誰でも世界に情報を発信できる、みたいな話は昔からよく耳にします。たしかに間違いではありませんが、一方的な“情報発信しているつもり”に止まらず、実際に世界中とやり取りを成立させるのは、かなり大変なのが事実でしょう。
それが、AppStoreではこんなにあっさりと達成されてしまうとは、いつの間にか世の中が変わってしまっていたことに気がついた浦島太郎のような気分です。絶対的な売り上げ自体はアルバイトに毛が生えたレベルですが、こんなに簡単に世界にアピールできるのは、それだけでドキドキします。
なんかもう、縮小し続ける国内市場だけを見て、これからどうしようとか考える時代はとっくに終わっていたのだな、という感じです。同じ物を販売するにしても、購入してくれる人の割合が同じなら、市場が大きい方が売れる数が多いに決まっているわけです。日本だけだと100個の市場でも、世界なら1000個なわけです。国内だけでは難しいことも、世界に視野を広げれば成立する余地があるかもしれない。海外展開に特別な労力が必要ない今、海外に目を向けない理由はありません。
****
AppStoreでアプリを公開するのは、Webやブログを公開するのとは違った楽しさを感じます。感覚としては、昔、雑誌に投稿したりしていたころの感じが近いです。Androidの方も、こんな感じなのかな。ちょっと興味が出てきました。