GIGAZINEが楽天問題の何が問題かを説明
GIGAZINEが、楽天問題の何が問題かを解説していました。(どうでもいいけれど、仮に自分の記事を自分で解説し直さなきゃいけない羽目になったら、と考えると、個人的にはけっこう辛いモノがあるな。)
「楽天」が抱えている10個の問題点まとめ(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090529_rakuten_matome/
上記の記事を読むと、結局、
- (3) 楽天の過去の説明(2005年)と、現在の運用が異なっていること。または、そのことが知らされていなかったこと。
が問題だ、ということなのでしょう。その他の問題は、これに付随する問題に見えます。
たしかに、これは問題だと言えば問題。でも、私にとっては、どうでもいい問題。
そもそも、「店舗にメールアドレスやクレジットカード番号を渡さないから安心だ」「渡されているから安心できない」という考え方自体、よく分かりません。
問題の本質は、「楽天には、メールアドレスだのクレジットカード番号だのといった個人情報を流出させるブラックな店が過去にあって、今もあるらしい」こと。それに対して、「メールアドレスやクレジットカード番号を渡さない」という「対策」は、「だからブラックな店でも安心して利用できます」というようなもので、そもそも基本がおかしいと思う。(「ブラックじゃない店」は、単に不便になっただけだし。)
メールアドレスがどうでもいいとは言いませんが、それでも“たかが”メールアドレスです。「メールアドレス」は乙女の貞操のごとく固守するけれども、「住所」「氏名」「電話番号」なら流出しても「安心」なんですかね?楽天の店舗は、たとえメールアドレスやクレジットカード番号を知らなくても、「住所」「氏名」「電話番号」などの個人情報は、当然、把握しているのですが。
私は、楽天以外の店舗独自の通販サイトやメーカーの直販サイトも利用しています。そこでは、普通にメールアドレスを登録して、クレジットカードを使っていますが、だからといって、「楽天にしてくれれば安心なのに」などと思ったことはありません。それはけっきょく、その店舗を信用しているからです。もちろん、その“信用”は根拠のない思い込みかもしれませんが、信用すると決めたから利用するし、メールアドレスやクレジットカード番号を含めた個人情報も渡すのです。だから、信用を裏切られたら、迂闊だったと反省して、あとは出るところに出るしかないと思うのです。楽天に限らず、通販で買い物をする、というのはそういうことだと思います。
楽天が取るべき対策があるとしたら、ブラックな店を出来るだけ早く自主的に把握して追放する体制を整え、その仕組みが機能していることを具体的に示していくことだと思います。「店舗にメールアドレスやクレジットカード番号を渡すかどうか」なんて、楽天と店舗の間のシステム的な問題であり、限りなくどうでもいい問題に思えます。
(追記)
6月9日付けで、楽天から「個人情報関連の記事に関しまして」と題した釈明(?)メールが届きました。たぶん利用者全員に出しているのでしょうね。
要約すると、「上場企業などでやむを得ない事情のある企業9社に、注文ステップ内でその旨を表示した上で、クレジットカード情報を開示している」とのこと。メールによると、このことは2005年9月16日にアナウンスしていることになっています。
メールからは「上場企業」だとなぜ「やむを得ない事情」になるのかぜんぜん理解できないし、こんな説明を今さらするのは泥縄というものでしょう。もう少し賢い対応の仕方があったのではないかという気がします。しかし、やはりそもそもの「対策」自体ピントが外れていると思うので、やはり私にはどうでもいい問題に思えます。
「個人情報を1件10円で提供(販売)」というのは強い印象を与えるフレーズなので、メディアが使うのは分からなくはありませんが、やはり問題の本質とはまったく関係ないでしょう。無料ならいいというものでもないし、従量制か基本料金に含まれているかというだけの話。
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